農林水産業みらい基金

農林水産業みらい基金

当社は、この度農林水産業みらい基金の 2017年度における助成対象事業(全国各地より計79件中、9件)の1件に採用いただきました。

農林水産業みらい基金では、「農林水産業と食と地域のくらしへの貢献」に向けて、「創意工夫にあふれた取組みで、直面する課題にチャレンジしている地域の農林水産業者へのいま一歩の後押し」を行うための助成活動を行っております。

 農林水産業みらい基金 http://www.miraikikin.org

 当社のプロジェクトは、「つくる・つながる・つたえる」資源活用モデル事業です。

 2018年度より3年間、下記の内容にてプロジェクトを進めてまいります。


■当社は、代表者をはじめ従業員の大半を女性が占める水産加工会社です。

■これまで、黒潮町の定置網で獲れる海産物を中心に、女性目線の商品開発と、化学調味料・食品添加物・保存料は一切使用しない、手作業のみの丁寧な加工による製品化を行い、付加価値の高い商品販売を行ってきました。

■このプロジェクトは、これまでの取組みをさらに進めるべく、需要に対応する加工能力の向上に取り組みます。当社は地元定置網組合などから豊漁時の買取りや未利用魚の活用について相談されることも多く、原料販売先としての地域の信頼も厚いなか、ボトルネックとなっていた冷凍冷蔵設備の整備により、生産者の所得向上といった地域水産業への貢献につなげます。

■これに加えて、農家・漁師・料理に自信のある女性・ネットスキルを有する若者・学生など、“人財”を融合させた「土佐黒潮フィッシュガール LABO」を開設し、さらなる商品開発と地元商品の全国への発信を行っていくことも目指します。

■定置網組合など水産団体や行政、高知大学と連携するなど、地域漁業と密に手を携え、地域との調和を大切にした取組みのもと、市場性の高い事業モデルの構築と、安定的な地域活性化に取り組んでいきます。
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